伴奏者賞

我が教室にこの春入門した中学2年生のお嬢さんがいます。

ピアノは他の教室で習っていましたが、辞めてしまったとの事。「ピアノを習って楽しいと思った事は一度もない。」と言って辞めたそうで…何だか悲しくなる理由でした。

年の離れた妹さんが先に入門を決め､では姉も…と一緒に入門されました。
想像していた通り、楽譜を読む為の基礎が出来てなくて、ピアノを弾く事が苦しくなっていたようでした。

このお嬢さんを音楽好きに導こうと､講師の彩花先生が気合いを入れてレッスンには臨んでいました。

そんな矢先､お母さんから驚きの報告が！
なんと合唱コンクールの伴奏者に立候補したと言うのです。
もちろん、初挑戦です！
あんなにピアノに自信のない子だったのに…楽譜も読めないのに…とお母様も驚かれていました。
合唱コンクールが終わった後の報告には、皆で叫んでしまいました！
無事弾けた事はもちろん､学校内でひとりだけ頂ける『伴奏者賞』に選ばれたとの事！

皆で歓声をあげて喜びました！
彩花先生は､
「とっても素直ないい子です。頑張ってくれた結果です！」と言っていました。
彩花先生の指導で､とても音楽的な演奏が出来るようになったと思います。

この短い半年の間にかなり力をつけましたね。
今回の事は自信になったと思います。
何より嬉しそうな笑顔を見られた事が、私達にもエネルギーをくれました。
お母様からも「今はレッスンが楽しくて仕方がないようです。」と嬉しいお言葉を頂きました。

生徒達の為に日々精進していこうと言う気持ちが、また強くなりました。